ボランティア・市民活動広報誌 「Season」 2004.10(通刊54号)
(財)かわさき市民活動センター
患者と家族のためのロビーコンサート 川崎田園都市病院
 川崎田園都市病院(麻生区)では、患者さんとその家族のために月1回院内でコンサートを行っています。
 これまでフルート、ピアノ、三線(沖縄の民族楽器)、パンフルート(ルーマニアの民族楽器)など国内外のさまざまな音楽を紹介してきました。会場は普段、ソファなど置いてあるロビーの一角。このスペースを利用してコンサートを開いています。

最近のコンサートから

 最近では男性コーラス 「サニーサイド・フォー」(田村利明、木島登美雄、小出義久、朝比奈一之)と、メゾソプラノの高橋ちはる氏によるコンサート「日本の四季を歌う」が開かれました。
 曲目は「早春賦」「われは海の子」「赤とんぼ」など季節感あふれる歌のはか、オリジナル曲「菊一輪」など。「『菊一輪』はメンバーが母のことを思って作った曲です。ちょうど同じ年代の方たちが聴いてくださるので気持ちをこめて歌えました」とサニーサイド・フォーの田村さん。当日の会場は感動いっぱいに包まれていました。

支える多くのボランティア

 コンサートは1時間弱ですが、舞台裏では多くのボランティアが関わっています。まず出演者のアレンジ、交渉など音楽に関わる部分をコーディネートするスタッフ。それから患者さんを病室からロビーまで運ぶ搬送スタッフ。
 搬送はコンサートの開始・終了時間に混雑する廊下やエレベーターで、患者さんの体調を気遣いつつ、待つ間も退屈させないよう声かけをしながら付き添います。これには一般のボランティアスタッフ「いーなの会」に、病院内スタッフも加わってあたります。
 毎月素晴らしいコンサートが行えるのも、さまざまな人たちの支えがあるからこそ。たくさんのボランティアに支えられての活動です。

★連絡先 川崎田園都市病院
http://www.otosiyori.com